ＲＫＫラジオ報道特別番組「真実を求めて－免田事件が問い続けるもの」

今から40年前の1983年7月15日、死刑囚として34年以上、獄窓につながれた免田栄さんが再審無罪を勝ち取りました。
「免田事件」は戦後の混乱期、人吉市で起きた一家4人殺傷事件の犯人とされ、拷問が疑われる厳しい取り調べで自白を強要され、客観的な証拠は軽視するなど冤罪事件の原点と呼ばれる数多くの要素をはらむ事件です。
この事件を再審無罪判決前後から取材し、免田さんの残した手紙や事件の裁判記録などを検証し、後世に伝えるため「資料集」を刊行したフリージャーナリストたちの姿を通して免田事件が問い続ける課題を考えます。