アナウンサー百年百話 放送のことばと向き合うアナウンサー はじめの採用試験

齋藤孝,後藤理

NHK-FM(東京)

※2025-05-08 17:40放送分の詳細を表示しています。

放送開始から9年後の1934年、初めて行われた全国一斉の採用試験。当時の試験問題などが残っており、アナウンサーに何が求められていたのか、実演しながら紹介する。

放送が始まった1925年から数年間は、アナウンサーが出身地の方言で放送することがしばしばあり、苦情が寄せられた。文研の研究員だった米田武アナウンサーは「アナウンサー諸君の田舎っぺことばにも困ったもんだ。こづらは東京放送局でありますじゃ東京放送局の名前に背くものだ」という新聞記事の記録を伝えている。放送開始から9年後の1934年、初めて行われた全国一斉のアナウンサー採用試験の問題などを紹介する。

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