アナウンサー百年百話　選　アナウンサーはじめて物語（３）江木理一さん

最初のラジオ体操のアナウンサー、江木理一さんを紹介。昭和３年から放送のある日は休まず体操し続けてきた。日本全国で一気に浸透した時代の勢いを伝える。

人々の健康を育んでいくことを目的に作られた「ラジオ体操」。昭和天皇の即位の礼で初めて披露され、国を挙げてのキャンペーンの中広く浸透していった。毎朝生放送で行われるラジオ体操を伝えていた江木理一アナウンサーはお茶の間で広く知られ、４０度の熱が出ても生放送をやり遂げるほどの情熱を持って臨んでいた。明治大学文学部教授の齋藤孝教授とともに時代背景や江木さんの超人的なエピソードを聞いていく。