朗読の世界 山田太一「異人たちとの夏」
【朗読】篠田三郎
NHK-FM(東京)

※2024-05-09 21:15放送分の詳細を表示しています。
山田太一「異人たちとの夏」新潮文庫(令和3年版)
妻子と別れ、孤独な日々を送っている中年シナリオライターがある日、彼が幼い頃に死別した父母とそっくりな夫婦に出逢うところから話しは始まる。舞台は彼の出生地東京・浅草。こみあげてくる懐かしさ、心安らぐ彼らとの不思議な団らんが彼を異界の世界にどんどん導いてゆき、いつしか浅草通いが止まらなくなる。静かすぎる都会のひと夏を描く山田太一のこの小説は1987年に出版され、第一回山本周五郎賞を受賞した。

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