アナウンサー百年百話　インタビューとアナウンサー　向田邦子

脚本家、エッセイスト、作家として心の機微を表現し続けた向田邦子。インタビューから彼女の細言葉に対するやかな感性が見えてくる。直木賞受賞後に彼女の文学観を尋ねた。

１９８０年の番組「女性手帳」で放送された向田邦子へのインタビューを取り上げる。スタジオゲストの明治大学齋藤孝教授曰く、「エメラルドのように知性がきらめく」ことばが次々に飛び出し、表現の奥深さについての考えが詳細に語られている。そんな向田が「絶対に使いたくないことば」とは？文学やことばへの繊細な向き合い方を、インタビュアーはどのように引き出したのか。